2011年2月15日火曜日

観光ビジネスの記事を読んで

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    • 2月14日付けの毎日新聞で、HISの取締役、中森氏の記事を読んだ。
      安価でマニアックな格安旅行で長らく愛用してきたHIS。最近は、メジャーな会社に成長している。今度は、外国人に日本観光をしていただこうという主旨の記事であった。この数年、日本の有数の観光地や温泉地は、外国人ツアーでひしめいている。関西なら、日本海のかにから大阪城、南紀まで、日本人ツアーかと思って耳を澄ますと、さまざまな方言の中国語であったり、韓国語であったりする。先日も、日本橋を歩いていると、店員が客を見るなりその国をあてて、中国語で挨拶し、商品の売込みをしている姿、国際色豊かなテイクアウトの屋台がならぶのをみた。
      記事に載っている「着物を着て記念写真」というのはなかなかお勧めであると思う。中国や韓国を旅行していると、日本の七五三や結婚式の写真に負けないような、まるで映画俳優のような衣装やポーズのアルバムをつくる、そんな写真館をたくさんみた。家族で、個人で、画質の高い、記念になるものだ。旅行の記念に、民衣装を着たいのは日本人も同じ。近畿のあちこちで、プリクラにあったような背景や加工を、本格的な写真館でできれば、よろこばれることだろう。
      蛇足だが、関西国際空港の活性化の内容にも、この写真は生かせないのだろうか。空港施設はそこがすでにすばらしい飛行機のテーマパークであり、人工的な背景が無くても動く本物の飛行機が離着陸している。
      例えば、座席やコックピットを模した、カフェやレストランがあれば、飛行機のチケットが買えない人でも、ファーストクラス気分で、あるいは機長気分で、気軽に写メが撮れて送れる。カップルや家族、外国人受けすると思うのだが、どうであろう。
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