- 昨年のウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートは会場ノリノリ、バレエの衣装も斬新だった。今年は、マニア好みの曲弾き、ちょっと堅苦しかったが、これでもかというくらいオケの潜在能力を掘り起こすかのようだった。若いバレリーナが会場に飛び入り?する演出は、紅白の浜崎あゆみを彷彿とさせたけど、意外性が良かった。
一方、さっき終わったニューイヤーオペラコンサートは、昨年は衣装も演出もいまいちだったが、今回は全体的に好感が持てた。背景のオペラの筋書きが、演歌かトレンディードラマのように、自然と観客に伝わったと思う。ケチをあえてつけるとしたら、女性司会者のクラシックとの違和感と、歌の途中で拍手した観客のレベルの低さであろう
どちらも、来年の展開に期待します。庶民受けの走るか、本質を追求するか、
年末年始の庶民受けするお祭りで、新たな客層の開拓に貢献している。
しかし、物が本物でないと固定ファンにもそうでない人にも飽きられる。
既成概念にとらわれないあらたな演出には、拍手を送りたい。
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