2010年12月10日金曜日

関西と大阪都に関する話

今日の毎日新聞に、大阪京都兵庫滋賀和歌山の5府県を中心とした関西圏の新しい行政枠について、考えてみる。


東京都のまねをして、大阪都にするのだとすれば、大阪はいつまでたっても東京のよくて2番手にしかなれない。世界には首都より大きく発展している都市が多数ある。そんな都市を見本にするほうがよっぽど国際的に知名度が上がるのではないか。だいたい、「東京都」の「都」みやこの意。京都の都。名前で張り合っても、しかながない。新青森と青森、新大阪と大阪がはりあうようなもの。お互いの足を引っ張り合って共倒れてしまう。
縦割り行政で、しかも地方独自の自由度が低いため、思うことのできない大阪の立場。歯がゆく思う橋本知事の立場もわからないわけではない。そこで、関西圏の連合という方向のほうが、現実的で東京一極集中を打開するにはなかなか素晴らしい案であると思う。
まず、実績を積み重ね、過剰に東京を刺激しすぎず、信頼を勝ち得て欲しい。そして、日本や世界のよき模範となって欲しい。

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