2010年12月23日木曜日

ビルを建てるにも和風建築にも木材は必要

ビルの建築現場では、たくさんの合板がコンクリートの型枠として使われ、処分されている。ビルを建てるにも和風建築にも木材は必要ということらしい。

日本には広大な森林がありながら、安い輸入木材を使わないと林業においても、建築においても採算が合わず、山は花粉栽培所と化し、山村の高齢化で荒れ続けて数十年になる。

地球上に水資源が更に失われたとき、日本の森林は希少価値を取り戻すことだろう。ビルを建てるにも、家を建てるにも、木材がいる。木材も今以上にリサイクルされる時代が来るかもしれない。

以前、マカオでビルの改装工事現場にて、足場を、長い竹を自在に組み合わせてビルに這わせているのを見た。竹ならば、日本でも手に入る素材となろう。ただ、それを編む技術、その竹の上で作業をする職人の技が追いつくのだろうか。

遠い将来、日本が自給自足となったときに、森林を持ち、育てている企業がビルを建て続けるのか?どんなに発展しようと、どんなに経済が縮小しようと、家やビルは建ち続けることだろう。そのとき、どんな素材を使って、どのような工法で行われるのだろうか?

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