2011年6月2日木曜日

新しい雇用創出案

新しい雇用創出案。

公設楽市楽座、公設リサイクル工場、公設雑貨工場案。

日雇い街に、低所得者用の住宅、商店、工場がもっと必要である。都会のど真ん中にこそ、色々な所得の段階の人が利用できるような施設が必要である。

たとえは悪いが、15年前のインドでは、5ルピーで豆カレー(日本で言うご飯と味噌汁)が食べられる屋台、2050100200ルピーの高級ディナーと、様々な段階の食道やレストランがあり、財布に応じておなか一杯食べることが出来た。また、地下鉄や高層ビルが最新の機械で建設されるすぐ横で、手作業のレンガ造りの露天掘りの日雇い労働者が、時間を掛けて商店を修理している。日本も、何もかもオートメーション、大規模化ではなく、あえて手作業手工業の復活を、公設で安全安心に行うべきであろう。

縁日やフリーマーケットの感覚で、格安で飲食物を提供できる屋台を、きちんとした手続き衛生管理の下で営業できないものか。一般の商店の邪魔にならないよう、深夜休日のみであるとか、時間を限れないものか。そこで、近隣の庶民が自由にエントリーして稼ぐ、あるいは労働者も店番に参加できるようにする。観光客も地元の住民も自由に飲食できるように出来ないものか。
また、同じく低所得者の多い地域に、手工業中心の工場を建てられないだろうか。刑務所や障害者作業所などで行われているような、儲けにはなりにくい手作業を、公設で大規模施設で行う。内容は、リサイクル製品、100円ショップで売るような、国産では採算が合わなかったような日用品である。
かつて、工場でラインでつくっていた中高年の失業者を指導者に呼び戻し、機械や機器を解体して、使えるものを寄せ集めて再利用し、製品とする。ガソリン車も、新車を次々量産するより、かつてのコンピュータの入っていないパワーステアリングもないシンプルなマニュアル車を解体し、日本で唯一のオリジナル車にペイント、デコレーションして、付加価値をつける。大手の自動車工場は、エコカー、ハイブリッド、電気自動車中心にシフトし、ガソリン車は中古のリサイクル車を主に出来ないだろうか。

工場で問題になるのが、品質を維持すること、そのために高給になりすぎること、かといって時給をさげられないことである。一日の作業時間を減らすことで、年齢や体力に応じ、短時間で集中して働いて能率を上げる。公設でなければ、民間の会社では採算が合わない。それでも、治安を維持し、社会の購買力を底上げするために、投資していくべきであろう。
長期失業者、ホームレスをまず、毎日のシフト、一日1時間から4時間くらいで組み込み、そこで月々一定時間働くことを住居と食事提供の条件とする。しかし、シフトは当日に断れるような任意性にし、義務にはしない。障害者、生活保護者、高齢者、そして失業中で待機している人を、週1時間から予約制、あるいは当日キャンセル待ちで参加できるようにする。
勤務表は列車やコンサートホールのチケット予約システムで、あちこちから同時に予約を入れられるようにする。出来た製品は、先ほどの深夜や週末の楽市楽座屋台で、やはり、チケット予約システムで募った店員にて、格安で売る。
工場の作業レベルによって、訓練のいらないものはCチケット、誰か、ベテランがついていて横で指導が必要なものはBチケット、ベテランや、検査を行うものはASチケットなど、ランクをつけて募集すればよい。定期的に利用する人は会員制にして、優先的にASSSなどの高収入に入ることが出来、高収入チケットのポイントがたまれば、職安での転職時に有利なるなど、モチベーションが高まるものが良い。

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