2011年3月20日日曜日

各県の避難場所についてのアイデア、東日本大震災に関して

集落単位での避難が進んでいると聞き、その効果に賛同する。

お互い声を掛け合ったり、炊き出しなど身の回りのことは、
被災者同士でも出来、そして、古くから付き合いのある人のほうが望ましい。
仮に、崩壊した家屋に戻るにしても、集落単位で戻れれば、
盗難の危険も減るだろう。

警察や救急隊が、捜索がてら警備してまわっている映像をみた。
金庫を集めて保管している映像もあった。日本の治安の良さにたいし、安心した。

また、体力のないお年寄りが、家具を動かしたり、貴重品を取り出すのを、
家族以外の人に手伝ってもらう映像を見た。

このように、いたわり協力し合う風景が、関東や東北の被災地全域だけでなく、
日本全国で普通に見られるような世の中になることを、心から願う。


そこで、被災者受け入れの話であるが、
各地に眠る、家具つきの高級マンション、やや安いウィークリーマンション、
そして、神社、寺院や教会などの宗教施設で、全国各地で地域単位で移動できないものだろうか。
仏教徒の人がキリスト教、あるいはその逆など、本来の信仰とかかわりのないところへ行くことに、
抵抗があるかもしれない。
しかし、異なる宗教に対する理解と言うのは、相手の生活を身近に知ることであり、
それは洗脳を受けると言うことではなく、お互いを尊重しあうと言うことである。

例えば、四国の多くの寺院とその周辺に、八十八箇所にちなんだ宿坊や民宿があり、
地域でバスツアーで受け入れるノウハウをもっているはず。
簡素で、自炊する設備をそなえているところもあるはず。
あるいは、古くからの湯治や温泉施設の周辺にもあるのではないか。

被災地周辺に、新しく仮設住宅を作ることが一番重要であるが、
何十万人の仮設住宅を、短期で作りきることは不可能である。
後でこわす施設に多額の金をかけるより、
その金ですでにある施設を利用できないのか。

この災害で、観光客が激減している、
あるいは、交通の便が良くなりすぎて、
出張で旅館や民宿、ウィークリーマンションの利用が減少しているからこそ、
すでにある施設を、無料または格安で提供できないものか。

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