日本の自給率を上げるため、東北の低地を広大な水田化することを提案した。
これを機に、土地を手放す人から農地を買い上げ、職の無い若者にすでにある北信越の高価な農機具を貸し与え、日本の農業を変えることができる。
鉄道は、内陸に引きなおし、車の輸送ではなく、物資はこれから鉄道輸送に戻していくべきだ。
鉄道の利点は、いざとなれば、電車ではなく、ディーゼル、最悪木材や牛馬に挽かせても走らせることが可能である。レールがあれば、かなり重いものを少ない力で大量輸送できる。
石油の高騰がますます予想される中、
今は電気で走らせるとして、貨物輸送を目指すべきではないか。
東北を全国のモデル都市にしていく。
この、こころいきが、被災者に一番の心の支えとなる。
被災者は、今、いくらでも時間がある。
避難所でつまらない暗い世間話をしているくらいなら、
次に建てる家は、こんな家がよい、あるいは、こういう家なら大勢の人が助かった
という情報を集めるよいチャンスではないか。
仙台も関西に負けない古都であるときいている。
東北の街がどうあるべきか、被災者が知恵を出し合って、
この数日を乗り切れるのではないか。
テレビ局や新聞社は、被災者が一番求めているのは情報であるという。
それは、ある意味正しい。家族の安否が生きる支えである。
しかし、マスコミは自分達の存在意義を肯定しているに過ぎない。
現地に向かう意義は、被災者に必要な情報を与えているばかりではない。
同時に、安全なところにいる人に、「娯楽」を与えている。これは、ショーではない。
本当に被災者のことを考えるなら、生きてこそ。
生き残ってこそ家族の再会がある。
まずは、安全に自活できるよう、孤立した高台や避難所ではなく、
速やかに人間の生活ができる都市や山間部に移動させるべきだ。
そして、被災者の意見を尊重した復興をすべきだ。
マスコミは、その情報の伝達者として、私は期待している。
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