2011年3月23日水曜日

中性子線と放射性同位体元素

原子炉からでる電磁波は、温度に関係なく、人間を電子レンジのように焼く。
(電磁波と言うのは、電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線などのことである。紫外線は皮膚を焼き、X線は細胞を通過して骨格を写し、ガンマ線は遺伝子を破壊する)

中性子線が、ふつうの原子を放射性同位体にかえることがある。
しかし、中性子線は、原子炉周辺のみで、コンクリートや重金属で遮蔽される。

放射性物質から出る放射線(光の仲間である電磁波、電子、中性子などの粒子)が、
周辺の原子を放射性同位体に変える。
つまり、屋内にいて、外部の空気に触れないようにするという事は、
放射性物質が舞っている大気に触れない、
触れて、鼻や口から体内に取り込まないということである。

遠隔地の農作物、畜産物、海産物、水や土壌の汚染と言うのは、
ふつう、原子炉から直接出る中性子線で変化するというのではなく
(政府の10km四方退避というのは、この直接被曝のつもりではないかと推測している)
空気中を漂う放射性物質が、土壌に降り積もり、雨で作物や家畜の体内に取り込まれ、
その体内で放射線を発する。そして、それを食べる高次の消費者が、体内濃縮して、被曝する。

つまり、安全な土壌、水、そして屋内栽培であれば、
たとえ100km圏内の葉物野菜でも、汚染されていない可能性があり、
たとえ、関西であっても、汚染された家畜飼料を与えていれば、関西の家畜も危険である。
そして、人間も同様である。

なぜ、危険かを考え、冷静に対応しよう。

常識ポテチ
http://www.tamagoya.ne.jp/potechi/1999/19991222.htm
ウラン臨界事故
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/JCOChainBasic.htm

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