2011年3月27日日曜日

NHKスペシャルの視聴、感想。東日本大震災(地震)に関して

「深刻な物不足の解消」をテーマにした今日の番組は、
内容が具体的で濃く、解説者が的確な指摘を行っており、
早急に実現して欲しい案が多かった。

以前から、漠然とした、「はやくなんとかしてほしい」という解決策の伝わってこない意見、
あるいは、見た目の被害の派手な、沿岸部や避難所の報道に偏っており、
倒壊が少ないが人口過密の、仙台の様子がよく伝わってこなかった。
それが、かなり具体的であり、
仙台がすでに暴力で物資の奪い合いが起きるほど深刻になりつつあるというのが、
大げさすぎず、たんたんと報告されていた。

解説者によると、
「物資の輸送は人命救助と同様に行っていかねばならない」

①人口当たりで医薬品の詰め合わせをつくる。
……物資は、発注通りでなく、余ることを前提とする。

②小学校の校区ごとを拠点とする。
……物を送ったら必ず、何が必要か情報を得てくる

③物流ルートは複線化する。
……港に定期便で運ぶ一方で、ヘリでホバリングしながらなど、投下する。
など、うまくいかなかったときに備える。

という意見などここでは全て紹介しきれないが、解説者の熱い思いが伝わってきた。


菰池の意見として、仙台がこれまで東北全体の物流の拠点であり、
コンビニやスーパー、石油基地などの発送の中心であるなら、
仙台以外の東北のためにも、
仮の拠点を早急に、
秋田につくる必要があるのではないか。
(山形が地理的に中心だが、女川に近く、
大きな港や鉄道、高速道路より遠い)

秋田の空き倉庫、あるいは仮設倉庫を建設し、
ノウハウを持つ、仙台のコンビニやスーパーのセンターで働いていた社員を家族後と移住させ、
速やかに長期的に運営できる配送センターを、つくるべきである。

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